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title: "抗体の作製方法: 免疫学の基本手法"
description: 抗体はB細胞が産生・放出するタンパク質で、体内に侵入した病原体などの異物に結合し、生体内の異物への防御において重要な役割を果たします。本記事では、抗体の作製方法とその後の精製技術に焦点を当てて解説します。
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# [抗体の作製方法: 免疫学の基本手法](https://corp.kentainavi.com/blog/抗体の作製方法と精製技術-免疫学の基本手法)

 作成者: [Central Link株式会社](https://corp.kentainavi.com/blog/author/central-link株式会社-1)｜12/18/23 7:41 AM

 

抗体はB細胞が産生・放出するタンパク質で、体内に侵入した病原体などの異物に結合し、生体内の異物への防御において重要な役割を果たします。本記事では、抗体の作製方法に焦点を当てて解説します。

 

**セクション 1：動物を用いた抗体の作製方法**

**１．ポリクローナル抗体作製法:**

 

動物に抗原(免疫源)を注射して、多様な抗体を得る方法です。  
繰り返し抗原を注射し、数か月後に血液(血清、血漿)を回収し、抗体を精製します。  
この時に得られた抗体は、免疫源に反応する多くの抗体を含んでおり、ポリクローナル抗体です。

 

【抗体作製時に採用される免疫動物】

    マウス、ウサギの他に、ラット、ハムスター、モルモット、ニワトリ、ヤギ、ヒツジ、ロバなど　　　　　　　　　  
    様々な哺乳動物や鳥類が免疫動物として使用されています。

    同じ脊椎動物であっても、B細胞の遺伝子構造や多様性、産生される臓器の違いは  
    種によって異なり、抗体のアイソタイプも異なります。

 

**２．ハイブリドーマ法:**

 

　　抗体を産生しているB細胞をひとつだけ取り出し、培養・増殖することにより、モノクローナ　　  
　　ル抗体を半永久的に得ることが可能です。  
　　抗体を産生しているB細胞と不死化したがん細胞(ミエローマ)を人工的に融合させ、  
　　特定の抗体遺伝子を維持し、半永久的に生存できる融合細胞(ハイブリドーマ)を作成します。  
　　ハイブリドーマの中から、特に結合親和性や特異性に優れたモノクローナル抗体を産生する細  
　　胞を選択します。  
　　動物に抗原を注射してからモノクローナル抗体を得るまでに基本４か月から半年ほどかかりま  
　　す。

３．トランスジェニックマウス法:

内因性 Ig のノックアウトマウスにヒトIg 遺伝子を導入し、マウス抗体の代わりにヒト抗体が産生することができ、完全ヒト抗体を作製することができます。

 

**セクション 2：動物を用いない抗体の作製方法**

**１．ファージディスプレイ法:**

バクテリアファージの表面に抗体の結合能を決めるH鎖とL鎖の可変領域を短いアミノ酸配列で  
繋いで抗体ファージライブラリーを提示させ、標的分子とファージを反応させ、標的分子に結合し  
たファージを回収し、大腸菌感染によるファージライブラリの複製・増殖するパニング操作を行  
い、標的の特定的な抗体を取得し、配列決定する方法です。  
\*バクテリアファージとは細菌(バクテリア)に感染するウイルス。バクテリアのみに感染するため、人間の細胞には感染しません。

 

２．単一B細胞抗体クローニング法

感染症などの患者からなる標的抗原を用いて、抗原を特異的に認識する抗体を発現するB細胞を単離し、単一細胞から抗体遺伝子をクローニング、発現ベクターを動物細胞に導入して抗体を発現させてスクリーニングし、目的の抗体遺伝子をクローニングする方法です。

**結論:**

- 抗体の作製はポリクローナル抗体作製法、ハイブリドーマ法、ファージディスプレイ法など複数の手法があり、それぞれの特徴や応用が存在します。
- 精製技術は抗体の品質や応用性に大きな影響を与えるため、慎重な手法の選択と実施が重要です。

 

Central Link株式会社では、原料採用が可能な様々な抗体を提案しており、  
主に体外診断薬を製造するお客様へ供給しています。  
抗体、ヒトや動物の生体試料、そのほかバイオ製品を  
お探しの際はお気軽にご相談ください。

 

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