抗体の作製をするためには、目的の抗体を産生させる・選択するだけでなく、抗体以外の不要な物質を取り除き、精製することも重要です。このブログでは、基本的な抗体の精製方法について解説します。
段階 | クロマトグラフィー手法 | 分離パラメーター | 特徴 |
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回収 | Protein A/Gアフィニティークロマトグラフィー | 特異的親和性 | ワンステップで高い純度を得ることができる。 |
回収 | 抗体アフィニティークロマトグラフィー | 群特異的親和性 | 立体構造の類似性を認識して選択的分離が可能 |
回収 | Thiophilicアフィニティークロマトグラフィー |
Thiophilic interaction |
抗体の種類により使用。疎水性相互作用クロマトグラフィーと同様な結合・溶出条件を使用 |
中間精製 | イオン交換クロマトグラフィー | 電荷 | 処理量、処理スピードが優れており、幅広いラインナップ |
最終精製 | ゲルろ過クロマトグラフィー | 分子サイズ(分子量) | 少ない処理量で高い精製効果。バッファーの交換も可能。 |
抗体精製は研究や医療の分野での応用において極めて重要であり、細心の注意が必要です。
Central Link株式会社では、原料採用が可能な様々な抗体を提案しており、主に体外診断薬を製造するお客様へ供給しています。
抗体、ヒトや動物の生体試料、そのほかバイオ製品をお探しの際はお気軽にご相談ください。